たまにあります!
昨日は明るく感じたけど、今日は暗く感じる。とかですよね。なんでかな?
って思ったことあります!
そうですよね!
今回は、カラーをしていないのに髪の色が変わって見える原因を解説していきます!
同じ色なのになんで髪の明るさが違う?
状態やシーンで違う!
実は髪の毛は、髪の毛を取り巻く周りのシチュエーションや状態で髪の色が変わって見えてしまいます。
では、どういう時にどう見えるのか、1つずつ写真を交えながら説明させていただきますね!
これを知ったからなんだ!という内容の記事ですが、
髪の毛が少し明るくなってきたけど、今日は少し暗くして落ち着かせた印象で会社に行きたいな・・・
父母参観に行きたいな・・・などと、臨時の時に役立つ内容にもなっているかと思います♪
髪の毛が濡れている時
髪の毛が濡れているときは、
髪の毛の色が乾いている時に比べて暗く見えます!
理由は、『水分は光を吸収するから』なんです!
そもそも、色が見えるというのは、光の反射の仕方が物や色の種類によって違うからです。
髪の毛に限らず、「色」というのはその物体に光が当たって、その光を「反射」して眼に入ってくることで認識しています。
なので、同じ髪の毛でも乾いている状態と濡れている状態では光の反射の仕方がかなり変わってくるので、
「同じ色のはずなのに違って見える」ということなんです!
濡れた状態になると光の強さは同じでも、水分が光を「吸収」するので、「反射」する光の量が「少なく」なるんです!
たとえ話でお伝えすると、グレーのTシャツなんかは特に、着ていてワキに汗をかいてくると色が濃くなり汗かいてるな!
というのが色の濃さでわかりやすいですよね!そんなイメージです!
また、美容室でもよくありますが、ヘアカラーをしてシャンプーが終わって髪の毛が濡れているときは仕上がりが暗い気がしたけど、乾かして見たらだんだん明るく見えてきてそうでもなかった、なんて体験はありませんか?
応用編ですが、ブリーチしていたりベースが明るい状態だと、元々のメラニンが少なくなってしまっているので濡れてても殆ど暗く見えない場合もあります。
パーマ・癖毛 乾かしただけの状態
パーマをかけていたり、くせ毛の方はストレートの毛に比べると、髪の毛が明るく見えやすくなります。
というのは、ストレート毛だと髪型が面のスタイルになるので光が透けにくく、、仕上がりがウェーブやうねりがある髪型の場合、光が透けやすいから。というのが原因です。
パーマ・癖毛 スタイリング剤
また、先ほどの髪の毛が濡れいている状態と似た現象で、乾いただけの髪の毛よりも、スタイリング剤をつけた髪の毛は暗く見えます。
これも、スタイリング剤が髪の毛に付着することによって光が吸収され、反射しにくくなるのが原因です。
また、スタイリング剤の種類によっても違います。
スタリング剤といっても色々ありますよね。
- 乾かす前につけるオイル
- スプレー
- ワックス
- ムース
- ウェット系のオイル
- グリース
- ジェル
などなど、スタイリング剤の中でも、ウェット感が強いものほど髪の毛が暗く見えます!
見比べてみましょう!
私の場合インナーカラーを入れているので、写真だとなかなか伝わりにくいですが、毛先の明るさが違いますね。
ストレート 乾いているだけの状態
ストレートの髪の毛はパーマをかけていたりくせ毛の方よりは髪の毛が暗く見えやすいです。
櫛で梳かして頭なりにペッタリとなっていて面のスタイルになっているとなおさらです。
少し明るい印象にしたいな。
という場合は
巻いて仕上げて空気感が出るように仕上げてみたり、
毛先だけでも透かして動かしてみるだけでも見え方が全然変わります。
ストレート スタイリング剤
こちらもストレートで乾いた状態だけよりも、スタイリング剤をつけることによって見比べてみると暗く見えますね。
スタイリング剤をつけることにより、ツヤが出るので、ツヤが出たことによっても暗く見えやすくなります。
パサパサ乾燥している毛は、ツヤ感がなく色あせた印象に感じますよね。
結ぶ 出ている面積を小さくする
髪の毛を結ぶというのも1つの作戦です。
髪の毛を結んだ事により、表面に出ている面積が小さくなり、髪の毛が暗く感じます。
就職活動などで、髪の毛は暗くしたくないけど今日だけ暗く見せたい!なんて方は、バレエをやっている子のように一つ結びにしてその毛先をお団子にしたり、
なるべくコンパクトにすると色が明るく見えません。
逆に、いつも髪の毛結びたいけど明るい印象にしたい!
という方は、髪の毛が降りている状態で、相当明るくしないとですね!こちらは実際の私の写真です。
下ろしているとこんなに赤く明るい髪の毛ですが、
髪の毛を結ぶことによってだいぶ落ち着いて見えますね!
光の具合 オレンジ・白色自然光
また、実際にいつどんな光が当たっているのかも重要です!
光には色々な種類がありますよね。
- お外の光 自然光
- 室内 白色灯
- 室内 暖色系
などなど。
やはり一番明るく見えるのは、お外の太陽の下。
自然光が明るく見えますね!
また、屋内の白色灯だとアッシュ系や寒色系が綺麗に発色して見えて、
オレンジの暖色系ライトだとピンクや赤系のヘアカラーが綺麗に見えやすくなります。
お料理やさんのご飯も、美味しく見せるために暖色系ライトのお店が多いですよね!
光の持つイメージや与える影響はとても大切なんです!
逆に、染めた髪の毛はアッシュ系だけど、そんなにアッシュに見えない。なんて時は店のライトとの関係もあるので、正直外に行って見て見た方が一番自然な色がわかります。
また、屋内の場合午前中なのか、夕方なのかも髪の毛の色の見え方が変わってきますね!
美容室に行って、入店時間は15時だけど、退店時間が18時。
なんて時はもう夕方ですから、カウンセリングの時に示した色や染めた実際の色よりも外から入ってくる光が少ないので暗く見えます。
暗く仕上がってしまった。
というよりは、次の日午前中にまた髪の毛を見てみると希望の色に近くなった!という場合はあるので、ヘアカラーと光の関係はとても密接なものなのです。
なんなら 毎日退色している
髪の毛は水に濡れるたびに退色しています!なので、厳密にいうと本当に毎日髪の毛の色って違うんですよね!
結局なんやねん!って感じですか?笑
でも、本当にそうなんですよ。
ただ、どういう状態だとどう見える。というのさえ把握していれば、
その日の気分によって変えたり、対応することができますよね!
美容師からしたら当たり前の情報なのですが、
一般の皆様にも知っていただいて損な内容ではないと思いますので、今回記事にさせていただきました♪
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