産後の抜け毛が気になります。
抜け毛対策ができる食べ物ってありますか?
こんにちは!オキラク美容師ありさです。
1歳児を子育て中の、現役ママ美容師です。
抜け毛対策が出来る食べ物、気になりますよね。
それでは、ご紹介していきます!
この記事を読めば
産後の抜け毛対策に良いとされている【食べ物・栄養素】がわかります!
まずはじめに
普段の料理で栄養を摂取出来たら最高ですよね!
普段食べている食材でも、抜け毛予防になる食材があるので、ご紹介していきます!
育毛剤などのヘアケアも大事ですが、髪の毛の成長は日々の食事から摂る栄養もとても大切です◎
とはいえ、どのような食べ物が抜け毛の予防になるのかいまいちわかりませんよね。
この記事では、抜け毛予防に効く【栄養素・食材・メニュー】に分けてご紹介します!
髪の毛に良くない食べ物や食べ方の注意点も解説しますので、抜け毛が気になっている方はぜひ参考にしてくださいね。
抜け毛は食べ物で予防できる
普段何気なくしている食事は、頭皮環境に大きな影響を与えています。
食べ物から摂った栄養によって髪は作られ、育ちます。
食べ物はわたしたちの血や肉となっていますが、髪の毛もそうです。
【産後の抜け毛対策】に良い食べ物
主に必要な栄養としては
- タンパク質
- ビタミンB群
- 亜鉛
- 鉄分
- 葉酸
髪の毛はケラチンというたんぱく質でほぼ構成されているので、タンパク質はとても重要なんです!
タンパク質が豊富な食べ物は、
- 肉
- 魚
- 卵
- チーズ
- 豆腐
ですが、特におすすめなのは、「豚肉」と「卵」です。
豚肉にはビタミンBが豊富に含まれていますし、卵には必須アミノ酸が豊富に含まれているのでどちらもおすすめです!
豚肉、卵の他には「亜鉛」が豊富に含まれる食材もおすすめです。
亜鉛が豊富に含まれている食材は
- 牡蠣
- 豚レバー
- 焼きのり
- きなこ
- かぼちゃの種
特に牡蠣は、一個につき14.5グラムの亜鉛が含まれているので一個で一日の摂取基準量約10㎎をとることができます。
かぼちゃの種も大さじ1杯で7.7グラムの亜鉛が取れるので気軽に摂取できるので、小腹が空いた時などにおすすめです!
タンパク質 (アミノ酸) | 髪の毛の99%はタンパク質の1種である「ケラチン」が構成。ケラチンを構成するのは18種類アミノ酸であり、その中でも占める割合が最も高いのが「シスチン」。 |
亜鉛 (ミネラル) | 亜鉛にはアミノ酸をケラチンに換える働きがある。不足すると細胞の代謝が低下して、結果髪が生成しにくくなる。 |
ヨウ素 (ミネラル) | 体内の代謝を活発にして、髪や皮膚を健康にする働きがある。不足すると毛母細胞が成長しない。 |
ビタミンA | 皮膚と粘膜の健康を維持する働きがあり、頭皮環境を整える。 |
ビタミンB2 | 過剰な皮脂の分泌を抑え、体内細胞の再生を促進してくれる。 |
ビタミンB6 | 皮脂の分泌を抑え、摂取したタンパク質(アミノ酸)の吸収を促す。 |
ビタミンC | 細胞を活性化させ、炎症を抑える作用もある。ミネラルの吸収を高め、コラーゲンの生成を助ける。 |
ビタミンE | 血管拡張作用があり、血流が良くなり頭皮に栄養が行きやすくする。 |
イソフラボン | 女性ホルモンと似た働きがあり、薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(男性ホルモンの1種)の生成を抑える |
カプサイシン | 血行が促進されて、頭皮に栄養が行きやすくなる。 |
コラーゲン | 美肌効果のほか、髪の毛にツヤやハリを与える |
乳酸菌 | 腸内環境を整える働きがあり、栄養素の吸収率も良くなる。 |
抜け毛の予防に効果的な食材
- 牡蠣
- ナッツ
- うなぎ
- 鶏肉
- 豚レバー
- 納豆
- 卵
- 緑黄色野菜
- 海藻類
- キムチ
① 牡蠣
牡蠣は抜け毛予防の強い味方です。
“海のミルク”とも呼ばれる牡蠣は亜鉛とアミノ酸を豊富に含んだ食材です。他にもビタミンB群、疲労回復効果のあるグリコーゲン、タウリンも含まれています。
フライにして食べることも多い牡蠣ですが、脂っこくなるのを避けるためにも酢の物や焼いて食べるのがおすすめです。
② ナッツ
ナッツも牡蠣同様にタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んだ食材です。食物繊維も含まれているので、腸内環境を整える作用もあります。
牡蠣よりも手軽に手に入れられるのもいいですよね。ただ、塩分の取り過ぎには気を付けましょう。無塩ナッツがおすすめです。
③ うなぎ
知らない人も多いですが、うなぎにはビタミンが豊富です。
タンパク質、亜鉛も含まれているので、抜け毛予防にはうってつけです。
他にも、血流促進、中性脂肪を減らしてくれるDHA・EPAも含まれているので、生活習慣の予防にもなります。
④ 鶏肉
鶏肉は牛肉、豚肉よりもタンパク質が多く、脂肪分が少ないです。また、ビタミンB群や亜鉛、コラーゲンが含まれています。
お肉が好きな方は意識的に鶏肉を選ぶようにしましょう。
⑤ 豚レバー
レバーは高タンパク、低脂質なだけでなく、ミネラル、ビタミンが豊富です。なかでも、豚のレバーはタンパク質、亜鉛、ビタミンが牛、鶏よりも多いです。
ただし、食べ過ぎには注意しましょう。レバーに多く含まれるビタミンAは過剰に摂取すると頭痛や筋肉痛など体調不良を起こす可能性があります。目安として、1日200g以内に抑えましょう。
毎日ではなく、月に数回食べる程度でいいでしょう。
納豆
納豆には男性ホルモンを抑制してくれるイソフラボンをはじめ、タンパク質、ビタミン、ミネラルが含まれています。また、納豆菌には血液をサラサラにしてくれる効果もあります。
比較的安価な食材なので、毎日の食卓に取り入れてみましょう。
卵
卵は「完全栄養食品」と言われるほど、栄養価が高いです。タンパク質、亜鉛、鉄、硫黄が多く含まれていて、黄身に含まれる「ビオチン」には、髪の毛に必要な栄養を効率よく届ける働きがあります。
ただ、生で食べないようにしましょう。白身に含まれるアビジンは、生の状態だとビオチンと結合することで吸収を妨げる働きがあるのです。加熱すればアビジンはビオチンと結合できなくなるので、卵を食べる際は必ず火を通すようにしましょう。
緑黄色野菜
緑黄色野菜の定義は「可食部100g当たりカロテン含量が600マイクログラム(μg)以上の野菜」とされており、にんじん、かぼちゃ、ピーマン、トマトなどが該当します。
カロテンには細胞の老化を予防する抗酸化作用があります。もちろん、ビタミンも豊富です。
緑黄色野菜は日本人に不足しがちなので、積極的に食べるようにしましょう。理想は1日3食欠かさず摂ることです。
海藻類
「ワカメは髪にいい」というのを聞いたことがある人も多いでしょう。
もちろん、ワカメだけを食べても髪が増えるわけではありませんが、海藻が抜け毛予防に効くのは事実です。海藻は亜鉛、ヨウ素などのミネラルが豊富だからです。またビタミンやカルシウムも含まれています。
なかなか意識しないと食べない食材ですが、積極的に摂るようにしましょう。
キムチ
キムチはビタミン豊富な野菜に加えて、唐辛子に含まれるカプサイシンは血行促進の効果があります。
また乳酸菌が数多く含まれているので、腸内環境を整える効果もあります。日本で売られているキムチは発酵したものと発酵していないものがありますが、発酵したものを選ぶようにしましょう。
パッケージの記載を見れば、発酵したものかどうかが分かります。
抜け毛予防におすすめのメニュー
これまでに紹介した栄養素、食材を組み合わせれば最強の抜け毛予防メニューができます。ここでは、ほんの一例ですがおすすめのメニューを紹介します。
ニラレバ炒め
先述したように、レバーは高タンパク、ミネラルやビタミンも豊富です。そして、ニラや玉ねぎにはビタミンB1の吸収を高める「硫化アリル」が含まれています。
つまり、食べ合わせとしても最適なのです。
ニラレバ炒めは牛レバーを使うのが一般的ですが、より抜け毛予防を期待できる豚レバーを使ってもいいでしょう。
カボチャの煮物
食材そのものを生かした料理も楽でいいですよね。とはいえ、緑黄色野菜のなかでも食材単体で料理になるものは多くありません。
カボチャはビタミンの他、食物繊維で脂質を体外に排出する働きもあるので、生活習慣の予防にも向いています。
また、カボチャをスイーツとして使うのもいいでしょう。
豚キムチ
キムチが抜け毛予防に効く食べ物だということは先述しましたが、キムチと合わせる代表的な料理といえば「豚キムチ」ではないでしょうか。
キムチでは補えないタンパク質を豚肉は豊富に含んでいます。
特別な味付けは必要ありませんし、食材を合わせて炒めるだけの料理なので手軽でおすすめです。
女性の薄毛に効く食べ物
男性と女性で摂るべき栄養素が大きく変わるわけではないのですが、女性が薄毛になる代表的な原因は女性ホルモンの減少です。とくに、産後は女性ホルモンの減少が著しく、ホルモンバランスが乱れる方が多いです。
そこでおすすめはイソフラボンが豊富な食べ物です。
豆乳鍋
豆乳鍋はイソフラボン、タンパク質など栄養価は高いのに、カロリーは低いです。女性からの人気が高いのも納得です。
自分好みの食材を入れられるのも鍋料理の強みです。
お好みでキムチを入れて「豆乳キムチ鍋」、ゴマを入れて「豆乳ゴマ鍋」にするのもいいでしょう。
イソフラボンは女性だけでなく、男性の薄毛予防に効果があるのでおすすめです。
抜け毛を加速させる?!髪の毛に悪い食べ物
抜け毛を予防する食べ物がある反面、良くない食べ物もあります。
- 脂っこい食べ物
- 糖質が多い食べ物
- 塩分が多い食べ物
- ジャンクフード
脂っこい食べ物
揚げ物など脂っこい食べ物は、皮脂の分泌過多を引き起こし、毛穴を詰まらせる可能性があります。
揚げ物以外にも霜降り肉など脂肪分の多い食べ物は食べ過ぎないようにしましょう。
糖質が多い食べ物
脂っこい食べ物にも同様のことがいえるのですが、糖質の多い食べ物を摂りすぎると、中性脂肪が増えて、血液がドロドロになります。血行不良は薄毛の原因となります。
また、糖質はタンパク質を糖化して髪の生成を阻害することもあります。
ご飯、パン、麺類、イモ類は糖質が多いので、取り過ぎには注意しましょう。
スイーツを食べるにしても、洋菓子よりも和菓子の方が糖質は少ないのでおすすめです。
ケーキなど加工品ではなく、果物にするのもいいでしょう。
塩分が多い食べ物
塩分を過剰に摂取すると、高血圧や肝臓機能の低下を引き起こして血行が悪化することがあります。
ラーメンやポテトチップスなどのスナック菓子は塩分が高いので、食べ過ぎないようにしましょう。
ジャンクフード
ファストフードやインスタント食品は、ここで挙げた脂質、糖質、塩分が多いです。
栄養バランスも悪く、食品添加物や保存料も多いので抜け毛うんぬんの前に健康にも良くありません。
たまに食べるのはいいですが、日常的に食べるのはやめておきましょう。
注意!食べ方も気を付けよう
抜け毛予防のために、髪の毛に良い食べ物を食べて、悪い食べ物は避けるのは基本です。しかし、それだけでは十分とはいえません。「食べ方」にも気を付けましょう。
ここでは、良くない食べ方を紹介します。
- 食べ過ぎ
- 過度な飲食
- 過度なダイエット
- 就寝前の食事
食べ過ぎ
食べ過ぎは内蔵に負担をかけます。結果として、栄養を上手く吸収できなくなることがあります。
また、日常的に食べ過ぎている方は肥満にもなりやすいので気を付けましょう。
過度な飲食
アルコールは体内で分解する際にアセトアルデヒドという有害な物質が発生します。このアセトアルデヒドを無害にするために、髪を作るために必要となるアミノ酸が使われてしまいます。
また、アルコールは胃腸の機能を弱らせて、栄養素の吸収を妨げることもあります。過度な飲酒は避けましょう。
過度なダイエット
過剰な食事制限は、栄養不足は引き起こします。また、ホルモンバランスを乱す可能性もあります。
生活習慣病のリスクがあるほど太っている人はダイエットを推奨しますが、「食べない」というような極端なダイエットは絶対にやめましょう。
就寝前の食事
食べ物を食べたあとは消化するためには、2~3時間かかります。つまり、食べてすぐに寝ると睡眠中に消化活動で脳や身体が働いている状態になるので、眠りが浅くなります。
育毛のためには、質の高い睡眠は必要不可欠なので、就寝前の食事は避けましょう。
抜け毛を減らすなら飲み物にも注意
食べ物だけでなく、飲み物にも髪に良いもの悪いものがあります。
髪の毛に良い飲み物
- 水
血行を良くするために、適度にとりましょう。 - 緑茶
緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用と脂肪分解作用があります。 - ウーロン茶
薄毛の原因となる「5α-リダクターゼ」を阻害してくれる。 - 豆乳
イソフラボンが豊富なので、髪の成長をサポートしてくれます。 - ココア
ポリフェノールには高い抗酸化作用があるので、老化を防いでくれます。 - 紅茶
殺菌作用と抗酸化作用があるので、健やかな頭皮環境に保ちます。 - 赤ワイン
アルコールですが、ポリフェノールが含まれるので抗酸化作用があります。
飲み過ぎ注意!髪の毛に悪い飲み物
- アルコール
先述した通り、過度な飲酒は抜け毛を招きます。 - コーヒー
適量であれば問題ありませんが、カフェインが多いので睡眠を妨げる可能性があります。
正しい食習慣とヘアケアで抜け毛を予防
正しい食習慣こそ、抜け毛予防の絶対条件です。
今回の内容を簡単におさらいしましょう。
- 抜け毛の予防に有効な栄養素は「タンパク質」「ミネラル」「ビタミン」
- 牡蠣、ナッツ、レバーは抜け毛予防に有効な栄養素をバランス良く含んでいる
- 脂っこい、塩分・糖質が多い食事は避けた方がいい
- アルコールは適量にしよう
いかがでしたか?是非参考にしてみて下さいね!
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